ブック放題の口コミ評判は高い?似たサービスの比較もしてみた!

豊富な雑誌やマンガが読み放題になる有料サービスでもあるブック放題。ソフトバンク専用サービスだと思われがちですが、実はソフトバンクユーザー以外も利用できます。

 

また少し独特なサービスを提供しているので、使う前にサービス内容について利用者の口コミや評判などを知っておきたい人も多いはず。使ってみてから最悪だった…となるのだけは避けたいですよね。

 

今回はブック放題について、現に使っている人の口コミ評判やサービスの概要、そして他サービスとの比較やアプリまで詳しく解説します。

 

ブック放題アプリの評価は高い

ブック放題は専用アプリもリリースしており、playストア等でユーザー評価を確認することが出来ますが、2021年1月現在、電子書籍アプリの中では評価も高めとなっています。

 

google playの評価

 

App Storeの評価

 

レビュー数が少ないので評価が高い、という訳ではなくgoogle playでも2021年1月現在、約621件のレビューがありapp storeでも約3300件ものレビューがあります。

 

これだけ多数の評価があるという理由から、評価に対しての信憑性はありそうです。ただ、最終的には実際に使ってみないと分からない部分もあると思いますので、参考程度に。

 

似たアプリの評価は?

また同じようなサービスを提供しているサイトとして「dマガジン」「ブックパス」があります。それぞれドコモ、AUとなっておりブック放題からすればライバル的な存在でしょう。

 

dマガジン、ブックパスのアプリ評価については以下のようになっています(2021/1月現在)

 

dマガジンgoogle playの評価

 

dマガジンapp storeでの評価

 

auブックパスgoogle playの評価

 

ブックパスApp Storeの評価

 

こうして比較してみても、ブック放題の評価は比較的高いでしょう。ドコモのdマガジンも良い評価になっていますね。

 

ブック放題の口コミ評判

それでは、ブック放題の口コミについても見ていきましょう。SNSなどネットから良い口コミと悪い口コミを集めてみました。実際に使ってみた人の口コミとなります。

 

良い口コミ

読み放題でお得に読めた

リーズナブルな月額料金で前から読みたかった漫画を全巻完読できたのは良かった。読み放題だからお得に読めたけど、実際毎回書籍を購入していたら1万円ぐらいは必要だった。
ただ読めるジャンルなどある程度は妥協する必要があるけど、月額料金が安いだけに簡単に割り切れる。このようなサービスで良いと思ったのはなかなかなかったので今後も長く使い続けそうです。

 

新たな漫画を探せる

最近流行りのサブスク?のサービスだが、意外と読めばハマるような漫画が結構置いてある。また昔に読んだことのある漫画を繰り返して読んだり使い方の幅が広がるような感じがします。
そして一番は興味がある新たな漫画を探す為に役立っています。ちょっとした節約にもなるのでいろいろな面で重宝しています。

 

暇つぶしに最高

意外とマンガが多い、そして読み放題の利点を生かしてずっと読み続けることができる。何冊読んでもお金が発生する心配がないので、気楽に読めるのがいい。
時間があれば暇つぶしにもなるし、中には新作なども配信しているのでありがたい。ただ読み過ぎて充電がすぐになくなるのがある意味残念な点かもしれない。

 

月500円でこれだもんな

 

るるぶが読める

 

雑誌が豊富!

雑誌の多さが目立つブック放題。雑誌を毎回買っていると結構な額になってしまうが、ブック放題は月額のみで読み放題なのでお財布にも優しい。

ハーレクインがある

 

こちらの方は、少女マンガとハーレクインの品揃えに関して満足されています。また口コミで多かったのは「るるぶが読める」というコメントです。

 

るるぶというのは旅行雑誌で、主に地方のグルメや注目スポットなどを特集しているような雑誌で、ブック放題では見放題となります。

 

悪い口コミ

メジャータイトルは読めない

今人気の漫画などはないので、流行りが好きな人は向いていないと思う。また少年漫画よりも少女漫画など女性向けの漫画が多いような気がします。
自分も一度使ってみたが読みたいと思うような漫画は一部ですぐに飽きてしまった。もっと最新作を配信して欲しい。まあ安いから仕方ないと思うけど。

 

アプリのトラブル

アプリを使っていると今まではとは違うような動き。画面が自動回転しとても読みづらくなり、かなり使いにくくなってしまった。
以前はログインでのトラブルなど不具合はちょこちょこ起きている感じ。

 

メジャー作品がない

 

エラーで読めない

 

 

このように悪い評判口コミは漫画のラインナップやアプリの不具合についての不満が良く見られました。漫画のラインナップについては仕方ない部分もあるでしょう。

 

月に550円程度という料金設定ですので、ある程度は割り切りも必要になってくると思います。またアプリの不具合については、仕方ない部分もあります。

 

スマホのアプリを使ったことがある方ならお分かりと思いますが、完璧なアプリってほとんどありません。何らかのトラブルは起こる可能性はあります。

 

ただ不具合の発生頻度が多くなれば不快感が増しますが、確認したところそれほど多くのトラブルは発生していない様子ですので、そこまで不安になることはないと言えます。

 

ブック放題のサービス概要

ブック放題は株式会社ビューンが2015年6月から提供している雑誌・マンガ読み放題サービスです。当初はソフトバンクユーザー向けのサービスとして誕生しています。特に読み放題という点に注目。

 

2017年10月から誰でも使えるように生まれ変わりました。株式会社ビューンの株主がソフトバンク株式会社であることから、事実上、ソフトバンクが運営するサービスとして知られています。

 

取り扱い書籍のジャンル

ブック放題で楽しめる書籍は「雑誌」と「マンガ」に分かれており、それぞれ雑誌は350誌・マンガは30,000冊が読み放題です。雑誌のジャンルは「週間朝日」や「FLASH」のような週刊誌。

 

そしてファッション系、トレンド系、ビジネス・IT系、娯楽系、グルメ系、スポーツ系など多様な分野を取り揃えています。また、口コミ評判のところでも触れましたがJTB(JTBパブリッシング)の有名旅行ガイドブック「るるぶ」が読み放題なのも特徴です。

 

JTBと事業提携を行っているソフトバンクならではのサービスとして、多くの方に楽しまれています。マンガも幅広いジャンルが用意されており、少年・青年、少女・女性、TL・BLなどいわゆる「漫画」全般を提供しています。

 

ラインナップの更新頻度

ラインナップの更新タイミングは、雑誌とマンガによって異なります。雑誌は一部の例外を除いて、書籍の発売日当日にブック放題へも追加されます。

 

ほぼ毎日、色々な雑誌が続々追加されるため、なかなか飽きることはないでしょう。マンガは、毎月1日に一部の作品が入れ替わる形で追加されます。

 

気になる月額料金は550円

ブック放題の月額料金は、一律550円(税込)です。多くの週刊誌は1冊当たり400円ほどで販売されていますので、月に2冊読めば十分に元が取れる計算となります。

 

最新の雑誌まで読めることを考慮すると、非常に割安なサービスだといえるでしょう。ちなみにソフトバンクユーザーの場合「全部読み」という課金形式も存在します。

 

雑誌ごとに所定の料金を追加で支払うことで、紙媒体とほぼ同様の内容を楽しめるサービスです。電子配信の雑誌は電子配信専用に編集されているケースが多くあります。

 

その為、紙ではどのような内容だったのか確認したい方向けに提供されています。普通に雑誌を楽しむうえでは、気にせずとも問題ありません。

 

また冒頭で取り上げましたが「dマガジン」「ブックパス」との月額料金を比較すると以下のようになります。

 

サービス名 料金 対応冊数
ブック放題 550円 雑誌300冊以上、漫画約30,000冊
dマガジン 440円 雑誌500誌以上、漫画非対応
ブックパス 418円 or 618円 雑誌300誌以上

※ブックパス618円コースの総合コースはマンガ・小説なども対応(冊数非公開)

 

いずれも魅力的なサービスですが、雑誌と漫画を両方読みたい場合は「ブック放題」や「ブックパス618円コース」がいいでしょう。

 

ブック放題は他社に比べてバランスの取れた感じがあります。また対応端末についてはパソコン、スマホなど似ており、差は感じられないでしょう。

 

入会・ログイン方法

入会とログインの方法は、ソフトバンクユーザーかどうかで異なります。ソフトバンクユーザーの場合、ブック放題の公式サイトもしくはソフトバンクのキャリアショップから入会可能です。

 

入会といっても、月額支払いを承認するだけで手続きは完了しますので、基本的にはショップを訪れずとも公式サイトから登録すると良いでしょう。

 

ログインもソフトバンクユーザーは簡単で、携帯回線(4GなどWi-Fiに非接続の状態)でブック放題にアクセスするだけで、自動で認証されます。手動で、何か手続きする必要はありません。

 

非ソフトバンクユーザーは、「Yahoo!JapanのID」もしくは「apple・Facebook・LINEのいずれかのID」を用いてサービスを利用します。ブック放題の公式サイトから、利用したいIDでログインし、情報提供等の規約に同意すれば入会完了です。

 

以後の、ブック放題の利用状況はIDと紐づけされますので、どの端末でも登録したIDでログインするだけで再開できます。ソフトバンクユーザーはもちろん、それ以外の方もYahoo!やappleなど有名サービスのIDをそのまま利用できますので、登録の手間がかからないのが特徴です。

 

支払い方法

ブック放題の支払い方法は少し他の電子書籍サービスと比較すると少ないかもしれません。「クレジットカード」「Yahoo!ウォレット」「携帯料金と合算(ソフトバンクのみ)」の3種類です。

 

どのIDで会員登録を行ったかによって、支払い方法が選択されます。ソフトバンクユーザーは携帯料金との合算、Yahoo!のIDで登録した方はYahoo!ウォレット、それ以外の方はクレジットカードによる支払いです。

 

料金は自分の登録日に毎月課金されます。たとえば5月5日に登録したならば、6月5日、7月5日と毎月5日の請求となります。ちなみに現在は、初めてブック放題に登録する方向けに「月額1ヶ月無料となるキャンペーン」が実施されています。

 

まずは気軽に試してみるのもおすすめです。

 

ブック放題の便利機能を紹介

続いて、ブック放題の便利機能についてご紹介します。せっかく入会したのに機能面が劣っていては最悪ですね。しかしブック放題は機能面も良く出来ており、おすすめの機能をココではご紹介します。

 

お気に入り機能

自動の「よく読む本」機能以外にも、任意に好きな書籍をお気に入りとして登録できます。こちらも再検索の手間なく、好きな時にもう一度読み直せます。

 

お気に入り機能は使う頻度も高くなりそうですが、使い方は全く難しいことがありませんので、すぐに活用できることでしょう。

 

よく読む本機能

ブック放題では一度読んだ雑誌が「よく読む本」として自動登録され、以後は最新刊が発売するたびに簡単に確認できます。「そろそろあの雑誌の新刊は出たのかな?」

と、何度も検索して確かめる必要がありません。

 

本棚シェア機能

自分の本棚を他人に公開できる「シェア機能」も魅力の一つです。「20代男性医師」のように、年代・性別・職業を任意に記載したうえで公開が出来るようになっています。

 

たとえば「医者の方がブラックジャックを読んでいる!」なんて面白い発見があるかもしれません。シェア機能を活用すれば、自分のお気に入りの書籍を宣伝できるのはもちろん、ほかの方がどのような本を好んでいるのかも確かめられます。

 

趣味の合いそうな方の本棚をチェックすれば、自分だけでは読む機会がなかったであろう「隠れた名著と出会えるかもしれませんね。

 

シェア機能はアプリ版のみ

ブック放題にはアプリ版(Android・iOS)とブラウザ版があり、上記のシェア機能はアプリ版の機能です。アプリ版には、事前に書籍をダウンロードしてオフラインで読めるメリットもあります。

スマホを持っている方はアプリ版の利用をおすすめします。

マルチデバイス機能

マルチデバイスに対応しているのもブック放題の強みです。外ではスマートフォンで手軽に読み、家ではタブレットの大きな画面でじっくり楽しむ、とシーンに合わせて好きな形で読書できます。

 

また、読書中にデバイスを変えてもどこまで読んでいたのか引き継がれますので、スムーズに続きを読めます。合計5台までの端末が対象となっています。

 

ブック放題を利用する上での注意点

アプリ削除では退会にならない

ほかの多くの電子書籍サービスと共通ですが、インストールしたアプリを消すだけでは退会とみなされません。「退会手続き」をきちんと行わなければ、そのまま継続して課金されてしまいます。

 

また退会手続きもアプリから手続きができない仕様となっています。これはどの電子書籍サービスでも同じような仕組みで、ブック放題だけが特別このような仕様になっている、という訳ではありません。

 

万が一ブック放題を退会する際には、ブラウザから公式サイトを訪れ、忘れずに手続きを行いましょう。

 

無料特典終了で自動的に有料会員

こちらも多くのサービスと共通ですが、無料期間が終了したあとは、そのまま有料会員に引き継がれます。試してみて気に入らなかった場合は、放置せず退会処理を行いましょう。

 

良く忘れてしまうことが多いので、退会手続きをする場合は早めにしておくことが無難でしょう。

 

読み放題プレミアムでは読める冊数が少ない

実はブック放題と類似したサービスに「読み放題プレミアム by ブック放題」が存在します。こちらは2017年12月に生まれた、Yahoo!プレミアム会員向けの無料サービスです。

 

プレミアム会員なら追加料金なしで利用できるのが特徴で、無料サービスとしては便利ですが、有料サービスである本家ブック放題と比べると、対応冊数で大きく劣っています。

 

雑誌は110誌、マンガは13,000冊以上を楽しめます。すでにプレミアム会員なら覗いてみるのも良いですが、今から新たに入会するのであれば、本家のブック放題がおすすめです。

 

まとめ

このページではブック放題の口コミ評判やサービスについてご紹介しました。ブック放題はとにかく魅力的な漫画や雑誌などを読み放題で使える、そんなお得さがウリのサービスとなっています。

 

雑誌ではるるぶなど読めるというのが重宝されており、また漫画に関しても暇つぶしに読めるようなタイトルが揃っていて「漫画」と「雑誌」の両方に強みを持つサービスです。

 

特に雑誌は、新刊が発売日に追加される、バックナンバーが充実しているなど嬉しい特徴が揃っています。但しデメリットとしては、マンガがそれほど充実していない点が挙げられます。

 

古い名作はたくさんありますが、新しい漫画が少なく、最近の漫画目当てに入会すると少しがっかりしてしまうかもしれません。新しい漫画が目当てであれば、宅配レンタルなどの方が向いています。

 

初めて登録する方は1ヶ月無料になるキャンペーンも行われていますので、ぜひ一度お試しください。